過去の試合結果の振返り
(2015年8月13日)更新
・残暑お見舞い申し上げます。
先週末ぐらいから少し猛暑も治まり、一息と言うところでしょうか。しかし、まだまだ暑さは続く模様ですが…。
水分と塩分補給、適度な休息を取りながら、熱中症対策を行い、この夏を乗り切りましょう!
さて、平成13年度~平成27年度(*1)までの家庭婦人(一般女子)の試合結果(*2)を振返って見ました。
例の如く管理人の独断と偏見で、簡単な分析・統計の纏めです、するとある傾向が見えてきました…。
*1:さわやか大会、夏季市民大会までの結果。
*2:大会別歴代成績(H13年度~H27年度)20150812
1.結果
①ミナト・イーグル(含むミナト・イーグルクラブ)が優勝45回と別格的な存在。 | |||||||
②柏野クラブが優勝8回、準優勝19回とNO2の地位を堅持。 | |||||||
③田彦みどりが優勝5回、準優勝9回とベスト4の地位を堅持。 | |||||||
④阿字ヶ浦が優勝7回、準優勝6回と近年の躍進が顕著。特に直近5年の成績は注目すべき。 | |||||||
⑤さつきクラブが優勝3回、準優勝10回と近年の躍進が顕著。特に直近6年の成績は注目すべき。 |
2.大会別結果
(1)さわやか大会
①ミナト・イーグルが平成16年度~平成22年度で7連覇。また、平成13年度から平成26年度で | |||
14大会中11回優勝と不動の地位を固める。(優勝勝率79%) | |||
②柏野クラブが準優勝8回でNO2の地位を確保。 | |||
③阿字ヶ浦が第3位を6回、着実に力をち付けつつある。 |
(2)夏季市民大会
①ミナト・イーグルが平成14年度~平成19年度で6連覇。(通算11回優勝) | ||
②近年を見ると阿字ヶ浦の躍進が目立つ。(優勝2回、準優勝1回、第3位4回) | ||
②近年を見ると上位チームの顔ぶれにも変化が見えつつある…。 |
(3)体協杯大会
①ミナト・イーグル(含むミナト・イーグルクラブ)が優勝5回。 | ||
②田彦みどりが優勝5回で健闘。 | ||
③直近の5年は他チームが台頭し、混戦模様。 |
(4)秋季市民大会
①ミナト・イーグル(含むミナト・イーグルクラブ)が通算優勝11回(含む5連覇)と相変わらず強い。 | |||
②田彦みどりが準優勝4回、第3位2回と古豪的存在。 | |||
③柏野クラブが優勝2回、準優勝4回と健闘。 | |||
④阿字ヶ浦が優勝1回、準優勝3回、第3位4回とベスト4の力を付けてきた。 |
(5)春季市民大会
①ミナト・イーグル(含むミナト・イーグルクラブ)が平成16年度~平成19年度で4連覇。 | |||
②柏野クラブが優勝3回、準優勝3回、第3位2回とベスト4の常連。 | |||
③阿字ヶ浦が優勝3回、第3位5回と近年の躍進が目立つ。 |
3.総括
(1)勢力地図の移り変わり
・大きな変化は見られないが、上位の顔ぶれに変わりつつ傾向が明確に見られる。
(2)古豪チーム奮闘・新興勢力無し
・ミナト・イーグル(昭和61年創立)、柏野クラブ(昭和48年創立)の2チームが、
好成績を残し家庭婦人(一般女子)の部を牽引している印象。
(3)世代交代
①チームスポーツは時代が移り変わるにつれ、世代交代は避けられない課題である。
理想的には計画的にベテランは、後輩を育てながらチーム力を落とさずに、運営出来るのがベターだと思う。
②後輩はポジションをもらうのではなく、「奪い取る」気持ちが必要である。上記①との連鎖がないと、
ベテランが引退した途端「チーム力」はすぐさま落ちる傾向が極めて強い…。
(4)登録チーム数の減少
・男子は顕著に見られ、特別ルール等により何とか大会を存続している状況。
一方、家庭婦人(一般女子)の部においても、残念ながら減少傾向が見られ、
一桁のチーム数による大会の開催が増加しつつある。
(5)メンバーの補充・補強
・バレ-ボール経験者が減少しており、これに比例して補充・補強が難しい環境にあると思う。
仲間を増やす努力は継続して行うとして、大事なことは「仲間を減らさない努力」も必要と思う。
4.直近の結果と総括
(1)歴史ある阿字ヶ浦(昭和45年創立)、さつきクラブ(昭和59年創立)のチーム力向上が顕著。
ベスト4進出が常連となり、良い結果が出始めている。
メンバーの補充・補強が順調に進み、世代交代が上手く行っている2チームと言う印象…。
(2)ミナト・イーグルが優勝16回と、相変わらず強さを見せている。(優勝勝率53%)
ちなみに、体協杯大会と春季大会は、他チームへ優勝の座を譲るケースが多い。
(3)柏野クラブが優勝5回と、事実上NO2の地位を堅持している。
派手さはないが、レシーブと繋ぎを武器に「粘り強いバレー」で頑張っている。
5.将来展望
注)管理人の想像の域での見解です。現実と大きく乖離する部分がある可能性があります。
悪しからずご容赦願います。あくまでも個人的なコメントと解釈願います。
(1)チームの存続
①チームスポーツであるが故に、意識に関してメンバー間の温度差は当然あり得ます。
その部分を如何に克服し対策するかが鍵だと思います。
低い意識を、少しでも上げるにはどうすればいいか?その答えは「あなたの心の中にあります」。
②学生、社会人、クラブチーム、家庭婦人ではそのやり方は違うでしょう…。
また、育ってきた家庭環境、今までの指導のされ方、本人の価値観により、
考え方の基準が自分と相手は違うと言う事を、理解しておく事が極めて大事です。
(2)チームの統廃合
①チームを解散するよりは、統合の道も選択肢の一つと考えます。
②存続を諦めて解散するのは、精神的には非常に大変な決断になりますが、事務的には簡単です。
「復活」を信じて継続することが大事であると思います。
③何もやらなければ何も変わらない。行動を起こす事が必要です!
(3)新種目の検討
①大会オープン参加。市民大会の主旨には相違するも、大会の活性化、市外チームからの刺激、
及びチームのレベルアップに期待出来ます。
②連合チーム制導入。メンバーが揃わなくて試合に出られないチームでメンバーを構成する。
試合に出たい人への、救済手段の一つにならないか。
③男女混合の部。連合チーム導入と同等の主旨。但し、新しい取り組みへの挑戦と言う観点。
(4)バレーボール人口の増加
①ひたちなか市バレーボール界全体の進歩・発展の為に、中長期的な視点で考えるべき案件と思います。
例えば行政が中心となり、スポーツ・文化・教育の振興と言う観点で、小・中・高・企業が話し合いの場を設けるとか…。
②茨城国体(2019年開催)、東京オリンピック(2020年開催)を追い風に、何か具体的な提案をするとか…。
(5) 近隣市町村共同開催:那珂市、東海村、日立市、他
①市外チームからの刺激、チームのレベルアップへの期待。
②友好関係の醸成。
③大会開催費の経費削減。