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NEW!! 【特集】バレーボールの指導論②:女子プロゴルファーに学ぶ

女子プロゴルファー、アニカ・ソレンスタムが著書の中で、

下記のようなコメントを纏めています。

種目は違いますが、バレーボールの競技においても

何かヒントになるかもしれません…。

アニカ・ソレンスタム Annika Sorenstam 経歴
1970年10月、スウェーデン生まれ。
国民的英雄ビヨン・ボルグの影響を受け、ジュニア・テニスプレーヤーとして
成長した。12歳から妹シャーロッタとともに本格的にゴルフに取り組む。
87年ナシャナルチームの一員となり、当時コーチだった、ピア・ニールソン
と出会う。各国を転戦中、アリゾナ大学のコーチ、キム・ハドーの目にとまり
奨学金つきでスカウトされる。91年NCAAルーキー・オブ・ザ・イヤー、
91、92年オール・アメリカンに進出。92年LPGAのQスクールを受けるも
一打及ばず不合格。93年、欧州女子ツアー参戦を経てQスクールを突破、
94年にLPGAツアー・デビュー。初優勝は95年の全米女子オープン、以後
66勝(メジャー9勝を含む)、5年連続8度目の賞金女王に輝く…。

My Life Lessons

プレッシャーがあっても冷静、アスリートとして恐れず、結果にも果敢に
向き合う。私のことをそんな風に思っているかも知れませんが、生れ付
きそうだったわけではありません。私がチャンピオンになれたのは、その

為の方法を長い時間かけて学んだからです。私の学んだことを簡略化
して紹介します。コースの上では勿論、実生活でも役にたつことばかり
です。

1.Face your fear(恐れと向き合う)
 ・ゴルフには心理的な恐れがつきまといます。ミスショットしないか、
変なスイングをしないか、ウォーターハザードにボールを入れたり
しないかといった恐れと向き合う最良の方法は、
それを受け入れ、
正面からぶつかっていくことです。
練習では自分が不安になる
ショット、状況に集中して、不安が自信に変わるまで取り組んで
ください。

2.Leam from everything(何事からも学ぶ)
 私はいいことも悪いことも、学習経験のひとつとして捉えるように
しています。
2000年の全英女子オ-プンはどうしても勝ちたい
試合でした。いいプレーをしようと気持がはやり過ぎて、予選落ち。
そこで、メジャーも他の試合と同じ気持で挑むことを学びました。
いかなる状況からも教訓を得る姿勢を身につけると、自信が大きく
なります。

3.Take one shot at a time(1ショットごとに集中する)
 ・これは最も大事なコンセプトのひとつ。ショットのたびに、
出来る限りのいいスイウングをするという
眼前の課題に
集中すること。ポジティブでありネガティブであれ、感情はそのまま
にしておく。
悪いショットの後には怒りがこみ上げ、いいショットの後
には有頂天になるかもしれませんが、その感情は一先ず受け入れ、
すぐに次に進んで下さい。ショット前にいつも同じルーティングを行
うことで、目の前の一打に集中できます。

4.Focus on what you can control(自分のコントロールできることに集中する)
 ・ゴルフは技術と運のゲームです。どんなにいいプレーをしても、もっと
いいプレーをするひとがいるかも知れないし、どんなにいいスイウング
をしても最悪のライに転がり込むかも知れない。
ゴルフでも人生でも、
自分のコントロールできないことに腹を立てても意味がありません。
自分の力で変えられることに労力をつかうべきでしょう。

5.There are on shortcuts(近道はない)
・ゴルフは時にイライラすることがあり、上達には時間と相当な努力が
必要です。
すぐに効く応急処置的なものはないと受け入れることで、
ゲームが一皮むけます。
練習の成果がほんの少しでも感じられるだ
けで、満足感が得られるようになるでしょう。


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